見える福祉の実現。インターネットを最大限利用し、より多くの人へ可能性へアプローチする。
那覇を中心に、現在浦添市でもB型就労継続支援事業所の設立準備をしています。7月1日の浦添の開所に向けて、2店舗目を開業前に今一度TAMAMONOの事業について振り返り、見直します。その一つがインターネットの活用です。今日はTAMAMONOとインターネット、パソコンについて紹介します。
TAMAMONOの来所経路(見学・体験・相談)

私たちのB型事業所を利用をスーターとした人、体験相談見学した半数以上(7割程度)の方が、相談支援員経由ではなく、ネットを見た(SNS、ブログ、Youtube、Twitter、Facebook、Instagram)、もしくは現在利用されている方の紹介が多いです。B型A型限らず事業所の利用を考えている人向けに、ネットで情報を公開する事の重要性さを感じました。
A型就労継続支援もB型就労継続支援も変化してきた
A型の場合はハローワーク経由もありますが、20代〜40代を中心に、就労支援事業所の利用を考えている多くの人は、自らネット検索をして就労継続支援の情報を集めています。
TAMAMONOも、B型事業所運営(日中活動)の差別化しようと、設立前は長期間ネット検索で沖縄や那覇の事業所についてリサーチしてきましたが、ネット検索できる事業所の情報は少なかったのが現状です。その時点でネット活用は必要不可欠だと判断しました。
私たちTAMAMONOは、インターネットやパソコンのリテラシーを高め、活用をする事を基本としています。
なぜなら、支援スタッフもネットやパソコンを一定以上のレベルで利用し理解し経験する事で利用メンバーに教えることができるという事。多くの利用メンバーとのやりとりでLINEを利用する事も増えた事。コロナになり、在宅支援が増えたり、距離感を保つためにスマホやパソコン利用が必要とされている事。
そして1番は、パソコンやスマホを流暢に使える人が増えた事で、そういった仕事を望む声が増えた事です。
TAMAMONOでは多くのこと(パソコン・手工芸)に挑戦しています。
2ヶ月目で達成できたTAMAMONOの実践
パソコン
・タイピングレッスン
・WordPressの記事更新
・Googleアドセンス
・イラストレーター
・フォトショップ
・iPadデザインソフト、
・iPadでのデザイン、
・動画編集に動画のYoutubeアップロード
・Keynoteを使った動画作成、
・電子書籍の公開(AppleBooks)
・LINEスタンプ
・NFT
※LINEスタンプとNFT以外は作業達成しています。
手工芸一覧
・波レジンアート
・マクラメ
・パラコード
・アクリルアート
・レジンアクセサリー
・アロマ調合
・キャンドル
・販売用アクセサリー制作
手工芸の内容はInstagramでご確認ください
反省、改善、行動、情報共有を繰り返す
取りこぼしのない福祉を掲げているので、直接支援スタッフは業務レベルが高くなることもありますが、支援スタッフ一人一人が意識を高く持っていること、日々、改善点はないか、負担になっている事はないか等、話し合いも重ね、行動しています。利用メンバーとのコミニケーションも多く取り、ニーズを引き出す努力も欠かせません。
外部講師へもポリシーの共感
定期的に来所される様々な外部講師にもTAMAMONOのポリシーに共感してもらっています。レベルの高い技術の提供と福祉目線での取りこぼしのない技術の提供。レベルの高い技術を全員が出来るのか?私たちも当初は半信半疑でしたが、利用メンバーはほとんどその日の目標を達成しています!!!!
行動が刺激を生み出し、協調性につながる
こういった経験や事業所内活動は前向きに作用しています。メンバー間の協調性が出る事で良いバランスになっています。もちろんシーンと静まる時間もありますが、働く意志がある人の集まりなので、内容は違えど皆、自分以外の作業にも興味を持っています。「仕事はひとつじゃない」はずです。その一つにパソコンのニーズもあります。
福祉とインターネットは相性が良いはず!
全てにおいてパソコンやインターネットがそばにあります。特に福祉や介護の世界ではスマホやネット利用はより一層力を入れて強化していかなくてはいけません。
私はたちも技術の停滞をせず、日々努力します。それが利用メンバーに還元されるのは実感済みです。そして還元された技術をメンバー間で教え合いができる現状も目の当たりにしています。福祉とインターネット、5月はもう少しだけそこに重きを置きながら活動していきます。
見える福祉
事業内容を踏まえ、更新頻度を高めて見える福祉に挑戦していきます。見える福祉とは、事業所活動の透明性です。ご家族や利用メンバーの関係者も、事業所内で何をしているか見えれば安心です。見える福祉の実現にはこうやって作業内容を発信したり、考えを発信することもひとつです。
多様化する就労継続支援
今まさに福祉業界に多様化が求められています。色々な福祉の形が生まれるはずです。多様な支援員、利用メンバーで支え合う事が必要です。私たちTAMAMONOもその一役を担えれば幸いです。見える福祉を追求していきます。
TAMAMONOの2ヶ月目での自社評価
客観的に見るのは難しいですが、2ヶ月後から利用したい、友人の紹介があって体験してみたい、色々と評価に値する口コミをいただいています。そういった事を踏まえると、現時点でTAMAMONOは一定の評価に達していると自負しています。自負していますが、満足しているわけではありません!!
利用メンバーについての評価
私たちTAMAMONOの直接支援員は、福祉業界に間接的に関わったスタッフはいますが、直接的な経験は多くはなく、まずはこのレベルからスタートしよう!と思ったのが、パソコン業務 = タイピングの練習でした。しかし、先ほども申した通り、利用されるメンバーは日常的にスマホを使っていたり、パソコンを使っている事から、すぐにステップアップしていきます。
ステップアップが早さは重要ではありません。
続けられる作業を選び、実践できる事は素晴らしい事だと思っています。繰り返しになりますが、メンバー間で教え合う、質問する、気にかける等、社会性や協調性にも良い影響をしあっている様に感じます。
まとめ
私たち支援員も常に初心に戻り、サービス向上に努めます。取りこぼしのない福祉を実現に努め、明確な計画や目標を持って行動します。見える福祉はその一つです。古きを良きは取り入れ、新しい福祉にも挑戦していきます。福祉事業をしていることを誇りに、さらなるサービス発展を目指します。