B型事業所TAMAMONO在宅ワーク支援強化

【厚生労働省のB型事業所の目的は「機会の提供と仕事に必要な訓練」】

通常の事業所に雇用されることが困難であり、 雇用契約に基づく就労が困難である者に対して、 就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供 その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練その他の必要な支援を行う。

上記目的から、私たちは通所と在宅のハイブリットワークで、利用者が毎日働ける環境を作り、働き方に慣れる事で、一般就労へステップアップできる「機会」作りに挑戦しています。

TAMAMONOは、作業の付加価値を高め「就労の機会」「生産活動の機会」を増やす努力をしています。事業所に合わせた利用ではなく、利用者の個性や特徴を活かせる事業所作りをします。

【作業の流れ 週5日の場合】

1、通所で納品用の制作の手順を覚える

2、リモートワークのための手順を覚える

3、リモートワークに移行する

4、週1回は通所で技術と健康面の確認を行い、週1回は訪問により作業チェックを行う

【TAMAMONOがリモートを推奨する理由は、「需要」】

・大手ホテル等、契約している仕事や、年間通し安定した仕事が複数あり人手不足。

・一般就労で利用者の雇い入れの営業相談をした際、リモートワークを求める声が多い。

・B型事業所から一般就労の流れを作るために、企業へ営業し、在宅雇用が決まった実績がある。

【TAMAMONOがリモートをサポートできる理由は、「支援体制」】

・支援員がスマートフォンとPC操作を熟知している

・手工芸、パソコン作業、いずれもリモートでサポートしている経験がある

・4月1日開所で、既に1人の一般就労が決まり、完全リモートで実現した。

・幅広い人材の雇用により、付加価値の高い商品作りに成功し、作業単価が高い。

【フォロー】

・1週間に1回、通所により技術とメンタルチェック、情報共有を行う。

・1週間に1回、訪問によるバイタルチェック、制作物の回収を行う。

・利用者にはLINEで、体温と体調、始業終業のお知らせと、当日の成果物の確認を行う。

・パソコンだけではなく、スマートフォンがあれば、リモートワークが取り入れられる

【毎日関わる事が大事】

「毎日仕事する」事が「社会活動」に繋がり、「働く意欲 = 働く機会」になっています。それは、フルリモートでも通所でも変わりません。

少し前まではパソコンがないとリモートワークの管理ができないと言われていましたが、簡単な業務はスマホだけでも出来ます。障害福祉の支援員も若い世代が入り支援方法も変化しています。利用者の症状も多様化した事で働き方も多様化しています。

その中で利用者は毎日関わることで、「自信」をつけていきます。リモートワークができる事で利用者を受け入れに前向きな企業がある事は、時代に伴うものであると考えています。

就労と生産活動の「機会」の提供は、需要を無視して成り立ちません。引きこもりや自宅を出れない人は、前向きに捉えると「毎日働ける環境」かもしれません。

TAMAMONOは一人一人に合った付加価値の高い機会の提供し、毎日仕事が出来る環境作りのため、具体的に活動していきます。