『三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾』おすすめ本紹介

こんにちは、エスです。みなさんは文章を書きますか?簡単なものでちょっとしたメモ、LINE、メール、SNS。人によっては日記だったり、もしかしたら文章のお仕事をされているかもしれませんね。多かれ少なかれ書いているはずです。

私の場合は手帳と、このブログですね。いつもゆるりと書かせてもらっています。

ゆるりと書いてはいますが、書くからには少しでも良い記事をと思い、最近文章術の本を手に取りました。それがまたとてもいい本だったので今日はその本を紹介したいと思います。

『三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾』

三行で撃つというタイトルは著者が文章を書くときの例えに猟を使ったものです。「三行で(読者のハートを)撃つ」という意味だと私は解釈しました。

なぜ三行なのか。寂しいことに多くの人は文章を読むことを面倒くさがっている。そんな人たちに振り向いてもらうには三行でハートキャッチしなければならない。

三行のラブレターです。口説くんです。恋に落とすんです。フォーリンラブです。

しかし言うは易し。私もやってみようとしたんですが、まあ難しいこと。上手くいきません。意中の人に想いを伝えようと机に向かう昭和の高校生のごとく文面が思いつかない。まあ無理して書くとストレスになるので今回の記事はいつも通りの書き出しです。もしかすると普通にラブレターを書く方が簡単なのでは……?

個人的にこの本で一番響いたところは「常套句は親のかたき」と思え。使うな。というところです。常套句とは、決まり文句のことで、本文中にもあった例をあげると、「抜けるような青空」や「手に汗握る」といったものですね。

なぜ常套句を使ってはいけないのか。物の見方が常套的になり、自分の頭で物事を考えていないと著者は指摘します。抜けるような青空だなんて思っていないし、手に汗なんて握っていないと。

確かに自分で文章を書いているときにそういう表現を使うと、違和感というか、陳腐というか、自分では思ってもいない嘘の表現だと感じることがあります。自分の五感で物事を捉え、自分の頭で考える。これは物書きに限らず大切なことなんでしょうね。

この本は全体的にちょっと厳しめの内容ですが、文章を上手く書きたいと思っている方には是非おすすめしたいです。私にとっても久しぶりに付箋を貼りまくってしまう良書でした。

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