「他己分析」大事です!@面接講座
こんにちは、マイマイです。
昨日は、一般就労向けの面接講座やりました。
講座内容は、面接でよく聞かれる質問「自己PRをお願いします」の説明です。
今回は、「自己PRをお願いします」を考えるとき、「他己分析」が大事だということを話していきます。
これから一般就労を考えている方の参考になると思うので、最後まで読んでくださいな。
それではどうぞ!
「自己PRをお願いします」
一般就労の面接で、よく聞かれる質問として自己紹介と同じくらい「自己PRをお願いします」があります。
自己PRとは、会社が求める人材と自分がマッチしているということを伝える目的があります。その上で、面接官に、自分が持つ能力やスキルが、入社後どのように活かせるのかを伝えていくのが大事です。
企業は自己PRのどこを見てるの?
企業の面接官は、あなたが人生・仕事をする上で「大事にしていること(価値観)」や、将来どう成長したいかなど「志向」を見ています。加えて、自分をアピールできているかどうかも見ているため、書かれている内容や表現のわかりやすさが重要です。
自己PRは自己分析だけじゃ足りない
自己 PRを考えるとき、もちろん自己分析をすると思いますが、それだけじゃ足りないです。なぜなら、自己分析は、自分自身で行なうなので、主観的になりがちです。
そこで大事なのが「他己分析」。第三者から見た印象などをフィードバックしてもらうことで、より正確に自身についての理解を深められます。
他己分析とは?
他己分析とは「複数の第三者に、自身の長所や短所などを分析してもらうこと」を指します。
自己分析と比べて、より客観的な意見をもらえますし「自分はそのつもりがなかったけど」「他者からはそう見えていたのか」「自分は弱点だと思っていたけど、実は強みだったのか」といった自己認識とのギャップに気づくこともできるのです。
より正確に自身について理解したい場合は、自己分析と他己分析を併せて行なうことがベストです。
他己分析のメリット
他己分析のメリットは3つです。
- 自分では気がつかない強みを知ることができる
- 自分では気がつかない弱みを知ることができる
- 客観的な視点のため、説得力が増す
一つずつ説明します。
①自分では気がつかない強みを知ることができる
自分では当たり前と思っていた基準が、他者から見ると平均より優れている、ということは結構あります。そういった良いギャップに気づくには、他者の視点が欠かせません。
②自分では気がつかない弱みを知ることができる
人間とは、潜在的に自身の欠点を見たくないと感じてしまうため、思いもしない弱みや短所があることも多いのです。
ここに気づかないまま面接にのぞむのはリスクが大きいため、事前に他己分析で把握・改善案を考えることが大切になります。
③客観的な視点のため、説得力が増す
面接の場で、自身の性格や長所・短所について話す場面が多いですが「自分はこう思う」だけでは説得力に欠けます。
そこで、他己分析でもらった意見をもとに「現職の同僚から言われたことなのですが、過去の◎◎の仕事ぶりから、△△が強みだと言われます」と伝えると、一気に信憑性が増すので、面接でのアピール材料としても有効だと言えます。
他己分析のやり方
具体的にどのような手順で他己分析を行なうのか、5つのステップでまとめました。
【1】まずは自己分析を忘れずに
自己分析と他己分析は、単体で行なっても効果は半減。なぜなら、自己認識と他者認識のギャップを知ることこそ、他己分析のカギだからです。必ず事前に自己分析をしておきましょう。
【2】他己分析の依頼相手を選ぶ
自己分析が済んだら、さっそく第三者に他己分析を依頼しましょう。
ポイントは「なるべく多くの人に依頼すること」と「依頼する相手の年齢・関係性など分散させること」です。
「親しい友人」「家族」「職場の同僚」「職場の上司」など、さまざまな人に依頼することで、多角的な意見を得ることができます。
【3】ヒアリング
依頼相手が決まったら、さっそくヒアリングを行ないます。その際はしっかりと質問事項を用意しておきましょう。
質問例==========
- □私の長所を教えてください。
- □私の短所を教えてください。
- □私と出会ったとき、第一印象はどうでしたか?
- □現在はどのような印象ですか?
- □私にはどのような仕事が向いていそうですか?
- □私に関する印象的なエピソードを教えてください。
【4】自己分析と照らし合わせ、ギャップを把握
回答が集まったら、自己分析の結果と照らし合わせましょう。
自分で認識している内容と共通している点は、問題ありません。
自己認識と他者認識の間でギャップがあるところは、意外に思ったり、耳が痛かったりすると思いますが、しっかり結果を受け入れましょう。
【5】ギャップの改善案を考える
ギャップを把握して終わりではなく、改善することが最終ステップ。
たとえば、自己分析では「誰とでもすぐに仲良くなるタイプ」と思っていたのに、他己分析では「相手への配慮が欠けた言動が見られる」という声が多かったとします。
その場合、いくら自分としては強みと思っていた点でも、日々のコミュニケーションのとり方を見直すことが必要。そうすることで、面接などの場で自身が気づかない点で減点されることがなくなるはずです。
まとめ:「他己分析」大事です!@面接講座
いかがでしたか?
他己分析の大事さが分かりましたか?
他己分析を受けるとき、なかなかドキドキするものですが、第三者の意見はすごい大事です。自分を見直すという点も踏まえて、試してみてくださいね。
みなさんは今後、一般就労に行こうと思っている方が多いと思いますが、そのとき、「他己分析」が大事だったなと思い出してくれたら嬉しいです。
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